わろてんか第8週。ネタバレ、あらすじ
ここでは、わろてんか第8週
「笑売への道」
のネタバレ、あらすじについて書かれています。
わろてんか第7週のネタバレ、あらすじでは、
風鳥亭、羽ばたく
というタイトルのもとで、てんと藤吉の寄席の名前が決定。
興行がうまくいかなかったところへ、伊能の助けもありながら有名噺家の演目で大賑わい。
北村屋を去った楓も、記者となって再会しました。
わろてんか第8週のネタバレ、あらすじは以下からどうぞ。
わろてんか第8
週ネタバレ、あらすじ閲覧注意
わろてんか第8週のネタバレ・あらすじです。ネタバレをみたくない人は、この先の文章は読まないようお願いいたします。
わろてんか8週ネタバレをまとめました。
タイトルは「笑売への道」になります。
では、わろてんかの8週のネタバレをどうぞ。
わろてんか8週 ネタバレ、あらすじ
てんは相変わらず針仕事を続けていました。
寺ギンへの支払いが負担となり、利益がなかなかあがっていなかったからです。
りんからてんへ、無事祝言をあげたという手紙が届きました。
啄子の許しを得て、藤吉も祝言をあげようと意気込みます。
意気込む気持ちが空回り。
亀井から教えてもらった姑息な手段でお客の回転をよくする方法を試したが、かえってお客が遠ざかる結果となってしまいました。
啄子は藤吉とてんを叱り、経営に協力するようになりました。
客の喜ぶようなサービスをして信頼回復につとめます。
表で冷やし飴の実演販売を始めたてん。
伊能が感心し、買い付けた活動写真とてんの物品販売の方法を一式にして活動写真館に売り込みたいと申し出ました。
強力してくれたらなんでもすると伊能は言いました。
啄子は、藤吉にチンドン屋の格好をさせて呼び込みをさせたところ、反応は上々でした。
この経験から、伊能は、昼も寄席を開いたらどうかとアドバイスをしました。
風鳥亭は、伊能のアドバイス通り昼の興行を始めました。
風太が風鳥亭を訪ねてきました。
儀兵衛が亡くなり、四十九日も済んだと知らせに来たのです。
てんが儀兵衛に借金をお願いに行ったときに、すでに患っていたのですが、病気のことはてんに知らせてはいけないと家族にきつく命じていたとのことでした。
てんは仕事も手につかないほど悲しみました。
啄子はてんに
親が死ぬときに、子どもが笑って仕事に打ち込んでくれていたとしたら、親の本望
と言いました。
儀兵衛は言っていました。
「いつかその寄席で花を咲かして、わしを笑わせてくれるんやろな」
藤吉の励ましもあり、てんに笑顔が戻ったことを確認し、風太は帰っていきました。
風鳥亭は、てんの発案で木戸銭を値下げしたことで連日満員の大忙しとなりました。
そこへ、藤岡屋から暇をもらい、トキがあらわれました。
トキは、お茶子として働くことになりました。
藤吉は寺ギンから今よりも好条件をとりつけました。
明治45年、1912年春、風鳥亭は開業一周年を迎えることになりました。
記念興行に、伊能、しず、りん、風太も駆け付けました。
開演前、最後の借金をしずに返済することができました。
しずは、儀兵衛の遺影を持ち桟敷席に座りました。
一周年記念興行は大盛り上がり。
てんには、儀兵衛も笑っているように見えました。
終演後、啄子がてんに言いました。
「あんたは立派なこの寄席の ご寮さん や」
記念興行一週間後に、藤吉とてんは祝言をあげました。
宴の後、藤吉は啄子に「北村笑店」という看板を見せました。
心残りがなくなったという啄子。
アメリカで会社を経営している知人から誘われたということで、渡米を決意していました。
北村笑店にご寮さんが二人いてはうまくいかないということで、啄子は笑顔で旅立ちました。
わろてんか第8週感想
儀兵衛さん、啄子さん、てんと藤吉を厳しく指導してきた親との別れ。
厳しさの中には、思いやりが感じられます。
それぞれの気持ちを受け継いで、てんも藤吉も成功できたのではないでしょうか。
借金などの失敗もありながら、ようやく北村笑店という、北村の看板を背負って商売をしていくことができるようになった二人の今後も気になります。